
2014-4-8
子どもたちの学力差が大きいことに驚いています。
平成25年度全国学力・学習状況調査の結果で見れば
岡山県は38位(47都道府県)、算数においては45位とかなり低い学力。
それでは岡山県民の小学生はお馬鹿なのか?(言葉は悪いですが)
いえいえ、それは違います。
千葉県に住んでいたときには、平均点が70点なら全員が70点付近
全体的なレベルが皆同じというような感じでした。
岡山県に越して感じたことは、平均点が70点なら90点と50点に分かれる感じ
勉強を理解している子と理解していない子がハッキリしているのです。
理解している子は学習塾にも通い偏差値70前後、理解していない子は偏差値で言えば30前後
ここまで差がついているのはどうしてなのでしょうか?
学校の指導レベルが低いのでしょうか? 子どもに授業のことを聞くと「変わらない」と言います。
但し、宿題の量は圧倒的に岡山県の方が少ないようです。
宿題の量だけでここまで変わるものなのでしょうか?
長期休業中の宿題の量が少ないということで、夏ゼミがある学習塾に通う子が成績を伸ばし
学校の課題(宿題)だけをしている子と差が開いているように思えます。
実際、この春休み期間中で学校からの宿題はなし。
息子くんは春ゼミに通い詰めて二週間で成績を伸ばしています。
千葉県に住んでいたときの小学校では、中学受験は皆無で数年に何人かというレベルです。
岡山県の小学校では毎年1~2割が中学受験をしています。
内申書を考え、高学年にもなると代表委員や学級委員は人気(立候補)です。
息子くんが通う小学校は公立ですが、6年生のクラス分けでは
中学受験を希望するクラスと地元中学に進学するクラスとハッキリ分かれているそうです。
あからさまに公表公言はしていませんが、学校側も考えられているのだと思います。
岡山県の学力向上を改善するならば
1.長期休業中の課題(宿題)を他県と同等以上に多くすること
2.長期休業中に補修授業(半強制)を実施すること
これに限ると思います。



